【ディスクレビュー】清水依与吏はやはりネガティブだ。『怪獣のサイズ / back number』

ディスクレビュー

こんにちは。
『with音楽』のたっぴーです。


本当にネガティブ。ここまでか、というほど。

今回は2023年8月4日(金)にデジタルリリースされたback numberの新曲『怪獣のサイズ』について書いていこうと思う。

公式MV

『怪獣のサイズ』back number youtubeより

ネガティブ1

”ああ そりゃまぁそうだな
僕じゃないよな
そして君は運命通りに
どうか そいつと不幸せに”

作詞:清水依与吏

Aメロド頭。この曲の最初の4行だ。

清水依与吏という人は、なんて自分のことが嫌いなんだろう。
この曲に限った話ではないが、私がback numberの楽曲を聴くたびに思うことである。


同じようなことを考えたことがある人も少なくないだろう。『HAPPY BIRTHDAY』しかり、『高嶺の花子さん』しかり。

もちろん、嫌いで言っているわけではないし、これが癖になったり自分の人生状況によっては心の芯の芯に刺さったりするのだろう。
でなければ札幌ドームを含めた全国5大ドームツアーを即完させることはできない。

でも。前向きなことも歌わないと。
ほら、日本で産まれた史上最大のヒット曲のタイトルも『上を向いて歩こう』なわけですし。

さすがに2番とか。これから前向きな言葉も伝えてくれるはず。

2023年8月4日-discreview
ネガティブ2

”ああ 君に恋をしてさ
嫌われたくなくてさ
気付けばただの面白くない人に
違ったそれはもとからだった”

作詞:清水依与吏

はい。ネガティブ。

恋愛向いてないんじゃない?
向いてないからこんな歌歌えるのか。


ああ、こんなに聴いてて辛くなるようなら、違う曲聴こうかな。
そんなこと思っていたら。

ネガティブじゃない?!

”僕の胸の中にある
君宛の手紙は
最後まで渡しそびれ続けたけど
本当は傑作揃いなんだよ”

作詞:清水依与吏

ラスサビの一回し目の歌詞。

あれ?良いこと言うじゃん?
清水依与吏ってこういう詞も書けるんだ。
というのは言い過ぎか。

飴と鞭?甘言と脅し?
ちょっと違うけど。

これがあるから好きになっちゃうんだろうなぁ。

まとめ

清水依与吏さんはネガティブですね。っていう話をする回でした。

念のため書いておくけど、嫌なわけではないんです。
これでも、いままでのアルバムは全部聴いたし、今回の『怪獣のサイズ』も配信日以来毎日聴いてる。

ただ、変わった歌詞書く人だなぁ、とは思う。
まだライブには参加したことがないので、ぜひ今度生で聞いてみたい。

ライブではポジティブなのかな。

それはないか。


ではまた。

たっぴー

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